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訴訟と起訴の違い

訴訟と起訴は、裁判所で争うことになる点では同じです。
しかしながら、起訴は検察庁などが刑事責任を問うために
行うものであるのに対して、訴訟は相手側の責任を問うて
費用弁償などを求めるものです。

すなわち、法律等の違反で社会的な制裁を行う事についてなのか、
あるいは相手側に対して責任を認めさせ
賠償責任をとらせることを明確にするためかという違いです。

たとえば闇金など違法な取立てをする業者を訴えた場合、
無審査などという甘い言葉にひっかかって
返済能力もないのに多額のお金を借りてしまったという自らの責任はどう問われるのでしょうか。
興味深いところでもあります。

起訴の場合は、刑事責任を問われているものですから、
有罪になれば身柄を拘束されたりあるいは刑務所等での生活を余儀なくされます。

一方、訴訟の場合は金銭的なものなどが大半ですが、
訴えられた際の原告側に対して、
賠償を行う事を認めさせられるという具合に話が進んでいきます。

いずれの場合も、もし身に覚えがなかったり
あるいは相手の要求が過大であるとして納得がいかない場合には、
裁判所で白黒付けることとなります。

起訴された場合は相手が行政ですから、
刑事責任を問われるために弁護士に依頼をして代理人としなければなりません。

この場合は、国選弁護人ということで
費用を持たずに訴訟に臨むことも可能です。
一方で訴訟の場合は、相手の言い分が間違いであるという自らの立場を
フォローしてもらわなければならないため、
自ら依頼をしなければならないこととなります。